こんにちは????????
金木犀の甘く爽やかな香りが漂いはじめ、秋の訪れを感じます????
穏やかな気持ちで秋を迎えたいところですが、まだまだ新型コロナウイルス収束の
目途も立たず、更に先月は安部晋三元首相の電撃辞任に伴い、自民党の菅義偉総裁が、
臨時国会で第99代首相に指名され、新たに菅内閣が発足しました。
そんな怒涛の2020年も残り僅かとなって参りましたが、季節も気付けば秋となり、
特に寒暖差が激しい季節となりますので、引き続き健康管理・体調管理に努めましょう????
さて、今回は「電気工事」ならではの、専門的な内容になりますが
社内で行っている“銅バー加工作業”についてご紹介します????????
詳細は、弊社ホームページ「工務部の仕事」に記載しておりますが、
現場作業は大きく《点検》《改造》の2種類に分けられます。
今回ご紹介する“銅バー”は、その中でも、改造作業に使用する事が多いです。
銅バーとは・・・・(´・ω・`)?
配電盤の重要な部品の一つであり、簡単に言うと盤内にある導体の事です。
電気工事を専門としている方には「常識です(❐_❐✧キラン) 」という声が聞こえてきそうですが
分からない方もいると思いますので念のため・・・
その銅バーを現地で加工し作業をする事もありますが、
なんといっても現場は時間との戦い????????????
限られた時間の中で、迅速に正確に作業を進めなければいけません。
現場で少しでも効率よく進められるように、現地加工ではなく、事前に銅バーを加工した状態で
現場へ持参する・・・その事前作業を社内で行っております????
\\銅バー加工までの流れ//
①「設計管理課」の部隊でCADを使用して図面をひきます。
②その図面をもとに、工務部にて銅バーを加工します。
↓こちらがKIDに完備されている「銅バー加工機」です❗❗
図面の通りに寸法を測り、穴の位置に印をつけます。
それから銅バー加工機を使用して、サイズに合わせて切ったり、穴あけ加工を行います。
完成した「銅バー」がこちら↓↓↓
図面とぴったり合っています????????
最近はベトナム出身の2名にも銅バー加工の対応をお願いしています。
インタビューしたところ、入社して約9ヶ月程経ちますが、
現時点で50枚程作成したようです????
今回はサイズに合わせて切り、穴あけ加工のみの銅バーでしたが、
このように、銅バーを曲げる作業を行う場合もあります。
③業者へメッキ加工を依頼します。
メッキ加工後の銅バーがこちら↓↓↓
銅バーのメッキは主に「錫(スズ)メッキ」「銀メッキ」の2種類あり、
各々質感も違いますし、現場での用途によってどちらのメッキにするか判断します。
「錫(スズ)メッキ」・・・光沢のあるシルバーで、耐酸性に優れている為、水関係の現場でよく使用されます。
「銀メッキ」・・・粉っぽい質感で屋内盤向け。KIDでは銀メッキを依頼することが多いです。
※今回載せている写真の銅バーは「銀メッキ」です。
このように社内で各課協力し合い、
現場で作業が円滑に進められるよう事前準備も怠りません。
事前に出来ることは、出来る限り準備をしています。
それも全ては “御客様の為”であります。
これからも引き続き、「電気のプロ集団」として
御客様にご安心の上、全てをお任せいただける会社を目指していく所存です。
今回は“銅バー加工作業”という社内作業の一部を簡単にご紹介させていただきましたが、
他にもございますので、随時ご紹介していきます????
お楽しみに????