こんにちは 🙂
今年も、年に1回講師の方をお招きし社内で行われる「AED救命講習会」が開催されました!
近年では、“AED(自動体外式除細動器)”について関心が一層高まり、
今や、学校や教習所などでも講習が行われているほど民間の理解は急速に広まり、
AEDがどのようなものなのか知っている人は増えていると思います。
KIDでは毎年講習を受けている人がほとんどではありますが、
万が一、目の前で家族や友人、同僚あるいは見知らぬ第三者が倒れている現場に自分が
居合わせたとき、「何もしない人・出来ない人」ではなく
「何か少しでも対応出来る人」であるために社員全員が積極的に
AED救命講習に参加しています。
講習内容としては、DVD視聴、講師の方とテキストの読み合わせ、
実践練習の流れで講習を受けます。
前回のブログでも紹介されておりました“新入社員”も、社内での講習は初めてでしたが
一生懸命、積極的に取り組んでおりました 😛 ♬
今までの講習内容にプラスして、今回新たに教えて頂いたことは
①AEDの種類別使用方法(DVD視聴)
②心肺蘇生+AEDの使用を2人組で実践
上記2点です。
①AEDの種類
今回講習で使用したAEDはこちらのメーカー2社ですが、
現在日本で販売されているAEDのメーカーは7社あるそうです。
使用方法は大きくは違いませんが、各メーカーの特徴などをDVDを見ながら
講師の方に説明して頂きました。
「講習で使用したAEDしか使えない」という訳にはいかないですし、
AEDの種類を知る良い機会になりました。
しかし、何度やっても難しい “胸骨圧迫のリズム”
1分間に100~120回が目安と言われていますが、
なかなかリズムを覚えるのは難しいですよね。
ですが今や、胸骨圧迫のリズムを目安に出来る音がAEDから流れるものもあるようです。
又日本では、「アンパンマンのマーチ」「世界に一つだけの花」などの有名な歌が
胸骨圧迫に近いテンポとして推奨されているようですよ\( *´ω`* )/
リズムが分からなくなったら、これらの歌を目安にするのも良いかもしれません!!
②心肺蘇生+AEDの使用を2人組で実践
今回は1人が胸骨圧迫+人工呼吸、1人がAED持参+準備をし、
2人で協力して実践する練習も行いました。
AEDを持参した人は、AEDを使用出来る想定で準備を進めます。
胸骨圧迫+人工呼吸を対応している人と声を掛け合いながら、AEDパッドを装着し、
AED音声の指示に従い対応するのですが、これがすごく難しかったです。
決して胸骨圧迫の手を止めてはいけないですし、AED音声の指示で心電図を図っているときは
「離れてください、触れないでください」と声を掛け合わなけばいけません。
練習用の人形を目の前にしてあたふたしてしまう為、やはり自信をつけるためには練習の積み重ねが
必要だなと改めて実感させられました。
今やAEDは
旅客機/新幹線駅(私鉄・地下鉄の駅)/デパート/ショッピングセンターなどの大規模複合施設
スポーツジム/小・中学校・高校/ビル・マンション その他多数に配備され、
AEDを搭載した観光バスやタクシーなども増えているようです。
又、設置場所をすぐに調べる事の出来る携帯アプリなども普及しているようですので
是非参考にしてみて下さい⇒ ✍AEDマップ アプリランキング
AEDの普及が進み、市民がAEDを使用し社会復帰を遂げた実績も年々増えているといいます。
「もし自分が救命処置をして悪化させてしまったらどうしよう」と誰しもが
頭をよぎってしまうかと思いますが、AEDを使う“勇気”こそが大切な人の命を救うことに
つながります。
その恐怖心に打ち勝ち、“勇気”を出して命を救える1人になれるよう
これからも積極的に講習を受講していきたいと思います。
そしてKIDにもAEDを設置しておりますので、お困りの際は
いつでもお問い合わせ下さい。